歌舞伎座で着付け教室①

wkudoh2005-07-08


実は今まで、着付けを習ったことがありません。すべて祖母や母からカラダで覚えた自己流。いわゆる着付け教室に対して偏見もありました。
「わけの分からない帯結びの道具を売りつけられる」「高いキモノや帯をローン組まされて売りつけられる」などなど…。

着付けのプロになるわけでもなし、普段着を普通に着こなせれば
十分!と思っていたわけです。この着付け教室に出会うまでは…


その名も「男の女の粋でいなせな歌舞伎着付け塾」!!!


しかも、初回のお稽古は、あの歌舞伎座稽古場!!!


今月4回のお稽古で、初級編。キモノ好きの芝居好きとして、
これは行かないわけには行きません。NPO日本伝統芸能
興会が主催なので、営利目的ではないという安心感もあり。
http://www.atpa.jp/

というわけで、勢いで行ってまいりました(笑)。初めての
着付け教室。まず、教えてくださるのは、森由紀先生。歌舞伎で
衣裳のいろいろを担当する松竹衣裳の草分けの女性着付け師の方
です。先生がまずおっしゃるには


「いかに速く着せるか、速く脱がせるか」(笑)


ところかわれば、着付けも変わります。舞台の着付けの基本や、
紐結びのちょっとしたコツ、立ったままキモノをたたむ方法など、
普通の着付け教室では絶対に教えてもらえないような内容ばかり。
目からウロコがぼろぼろ落ちます。

そして歌舞伎座の稽古場のカーテンは、やはり定式幕なのです(笑)
                               (つづく)