暮しの手帖フェア@銀座

暮しの手帖フェアが銀座の教文館で29日まで開かれてます。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/contents/eigyou/kyoubunkan%20fea1.html#anchor
作家の自筆原稿や、花森安治さんの表紙原画などが展示されていて、「暮しの手帖」ファンにはたまりません。


絶版本もいくつか並んでました。選んだのは、戸板康二さんの「歌舞伎ダイジェスト」。昭和29年に出版されたものです。暮しの手帖社の片隅にデッドストックされていたものなのでしょうか…?当時の紙はとても品質が悪く、わら半紙のようですが、そんな中でも花森さんがお洒落に装丁してます。もちろん、戸板さんの文章も素敵です。
助六」。先代の団十郎の写真とともに、(いわゆる、エビさまですね)「江戸泰平の代に生まれた、いかにも、のんきな、おっとりとした芝居」なんて書いてます。