太陽と風の芭蕉布

wkudoh2006-06-07


この間の日曜日の朝。寝ぼけながら
新日曜美術館を見ていたら、壇ふみ
さんが「こんなに芭蕉布を一度に
見られるなんてっ」と珍しく興奮
して話されていました。


しかし、寝ぼけていたのでどこで
展示されているのか覚えてない(笑)
さっそく、KIMONO真楽で問い合わせ
たら、数分後にお答えが!さすが
です。

銀座2丁目の東京銀座画廊・美術館で
「重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布展」
始まりました。
週末を待ちきれず、仕事の合間に拝見
してきました。
芭蕉布が50点あまり並ぶさまは壮観!


平良敏子さんが考案されたと聞く新しい
文様の大胆な織り。平良さんのお母様の
ものという古い芭蕉布の着物。
中には琉球仕立てのものもあり、滅多に
拝見できない布たちにため息が止まりま
せん。


何十年も経た芭蕉布は、琉球の強い太陽と
風にさらされ、とてもよい風合いになって
いました。


自然とともにある布に、あこがれます。