クリスマスに贈る本
そろそろクリスマスです。毎年、悩むのがプレゼント…
本好きとしては、親しい人たちに本を贈る絶好の機会。
学生時代は、自分が感銘を受けた本をぜひ、読んで
ほしい!と半ば押し売りに近い状態で贈りました。
でも、私が選ぶ本ときたら…
だったり…
立花隆「サル学の現在」
だったり…
あまり喜ばれた覚えはありませんね(笑)。ええ。
まあ、お返しにもらった本が武者小路実篤だったりした
ので、お互い様かもしれませんが…
いい加減、大人になった今日このごろ。今年は久しぶりに
贈りたいと思う本を見つけました。タイトルもそのまま
角田光代さんの短編小説です。人生で大切なプレゼントが
つづられた本です。
文章もすばらしいのですが、やられたのは、その装丁。
包装紙なんです!
やられました。子供のころ、クリスマスツリーの下に
積まれたプレゼントの山。ようやく当日になって、色とり
どりの包装紙を開ける楽しみ。あのわくわくした気持ちが、
心にふんわりと広がりました。
ステキな本、本当にありがとうございます。
初回限定特製ラッピングカバーとあるのですが、重版からは
紙が違ってくるってことでしょうか?気になります…。
イラストはあの松尾たい子さん。
六本木ヒルズのアート&デザインストアで1月23日まで
展覧会「Taiko Matsuo×Roppongi Hills-ゆっくりあるいて
みたい-」が開かれているそうなので、ぜひ行ってみたいと
思います。
さて。贈られるとしたら、今年はどんな本が欲しいかなと
考えてみました。
カラー版の「ナルニア国物語」でしょうか?
映画公開をひかえ、ルイスの評伝も出版されました。
今、丁度読んでいるところなので、またあの物語を一気
読みしたい気持ちがふつふつと…(笑)