クリスマスに贈る本

wkudoh2005-12-03


そろそろクリスマスです。毎年、悩むのがプレゼント…
本好きとしては、親しい人たちに本を贈る絶好の機会。
学生時代は、自分が感銘を受けた本をぜひ、読んで
ほしい!と半ば押し売りに近い状態で贈りました。
でも、私が選ぶ本ときたら…


リチャード・ドーキンス利己的な遺伝子


だったり…


立花隆「サル学の現在」


だったり…


あまり喜ばれた覚えはありませんね(笑)。ええ。
まあ、お返しにもらった本が武者小路実篤だったりした
ので、お互い様かもしれませんが…


いい加減、大人になった今日このごろ。今年は久しぶりに
贈りたいと思う本を見つけました。タイトルもそのまま


「Presents」


角田光代さんの短編小説です。人生で大切なプレゼントが
つづられた本です。
文章もすばらしいのですが、やられたのは、その装丁。


包装紙なんです!


やられました。子供のころ、クリスマスツリーの下に
積まれたプレゼントの山。ようやく当日になって、色とり
どりの包装紙を開ける楽しみ。あのわくわくした気持ちが、
心にふんわりと広がりました。
ステキな本、本当にありがとうございます。
初回限定特製ラッピングカバーとあるのですが、重版からは
紙が違ってくるってことでしょうか?気になります…。

イラストはあの松尾たい子さん
六本木ヒルズのアート&デザインストアで1月23日まで
展覧会「Taiko Matsuo×Roppongi Hills-ゆっくりあるいて
みたい-」が開かれているそうなので、ぜひ行ってみたいと
思います。


さて。贈られるとしたら、今年はどんな本が欲しいかなと
考えてみました。


カラー版の「ナルニア国物語」でしょうか?

映画公開をひかえ、ルイスの評伝も出版されました。
今、丁度読んでいるところなので、またあの物語を一気
読みしたい気持ちがふつふつと…(笑)