「印刷解体」展@ロゴスギャラリー


活版印刷」ってご存知ですか?
つい80年代までは日本の活字文化を支えていた印刷技術
です。活字を一つ一つ、職人さんが拾って版を組む…。
もちろん印字も一回一回、表情が違ってきます。同じとい
うことはないのです。


まさに職人技なくしては、ありえない。


その技や魅力を紹介する印刷解体vol.2が開かれてます。
企画は、青山にあるちょいとエスプリの効いた(笑)古本屋
「日月堂」さん
活版印刷は名刺などで細々と続いているだけで、職人さんも
高齢化、若い人が育つ土壌もなく…。
日月堂さんいわく、もう「解体」は時間の問題だそうです。

整然と並んだ活字の棚。こんなに明朝体が美しいものだった
なんて!研ぎ澄まされたデザインとしての活字に見ほれる
一方で、この文化が失われつつあるのかと思うと、寂しさも
覚えます。